2002年以前 京都芸術短期大学日本画科卒業後 、手描き友禅染の工房に入り、和装文化や伝統技術を学ぶ、以降、伝統技術と日本画を融合させたスタイルで製作に入る。
2003年 友人のフリーマーケット出店にあわせ、手描きのTシャツを製作、展示する。が、まったく売れず。そこで手染メ屋の店主と運命の出会い。手染メ屋より「妖怪の画を描いてほしい」と依頼される。『妖怪Tシャツ誕生』手染メ屋経由でTシャツの販売開始。
2005年 プラッツ近鉄で手描きTシャツの実演。京都大丸で、nokiro-art企画の展示会に手描き・ 手染めの手作りコースターを出品。(株)ワコ-ル主催のイベント「ワコルネアワード」の公募に出した作品が「津村賞」を受賞。東京での授賞式に招かれる(雑誌「装苑」に特集として掲載)
2005年秋 nokiro-artプロデュースの和風ダイニングバー「和久良」 兵庫県神戸市中央区北長狭通2-5-1 タイシンサンセットビルB1の内装に使用する金屏風の製作を担当。
2006年 1月18日~20日のインターナショナルファッションフェアで出品された京伝のブランド 「禅」のデザインをいくつか手がける。これより、禅の専属デザイナーとしてTシャツ部門のライン製作にかかわる。
2006年春 ドイツ、ゲシュタルテン出版社の2007年用カレンダ-[SKOOPY2007]参加ア-ティストに日本人2人のなかに選ばれる。
2006年夏 ドイツ、ゲシュタルテン出版書籍「INTO THE NATURE]に参加
2006年秋 ドイツゲシュタルテン出版書籍「POE-ILLUSTRAITED TALES OF MYSTERY AND IMAGINATION]に参加!
2006年冬 nokiro-artプロデュースの和風ダイニングバー「おいでんか」 大阪市福島区大開1-15-32 阪神レジャービル1番館1F店舗内装用の金屏風製作
日本画を学ぶため、京都へ移り住むようになってはや20年。そんな私が絵師として本格的に活動することになったのは偶然の出会いからだった。
その出会いが様々な分野で活躍する人びととの出会いにつながり、和を基調としたコラボレーションが次々に実現した。そうした流れの中、自らの作品を通じて私が常に伝えようとしているのは、住み慣れた地の魅力、その背景にある京都文化の奥深さだ。京都人ではないからこそ感じ取ることのできる京都らしさを「ジャポニズム」というカテゴリで存分に表現することで、独自の”京スタイル”を築き上げていきたい。
絵師 冬奇